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菅さんは新聞報道を鵜呑みして、朝鮮学校無償化を決めた?



総理を辞める直前になって、朝鮮学校への授業料無償化適用審査を再開した菅直人氏。その理由もよくわからなかったが、もしかすると勘違いに始まる『思いつき』なんじゃないか、という話。


北朝鮮は何も成果をあげていない
最近の北朝鮮は、金正日総書記がロシア・中国を訪問するなどの動きを見せていた。しかし、重村智計氏によると、ほとんど失敗に終わったようだ。北朝鮮はロシアと中国を両天秤にかけて、有利な条件を引き出そうとした。だが、北朝鮮側の用意したおみやげは、「6カ国協議への無条件復帰」というものだけ。ロシア中国ともに、ほとんど相手にしなかったらしい。
故・金日成主席生誕100年を前に、せっぱつまる北朝鮮の動向 : 文藝春秋編 日本の論点PLUS

重村氏の分析が正しければ、まだまだ北朝鮮に譲歩を迫る段階だと言える。こんなところで制裁解除する理由は全くないように思える。しかし以下のくだりを読んで、少しだけ嫌な予感がした。

 「朝日新聞」は、この金正日総書記のロシア・中国訪問を、「日米韓に、中ロとの親密ぶりをアピールした」と伝えた。これは、間違いである。何も知らない一般読者はまだしも、政治家がこうした記事を真に受けたりすれば、日本外交を危うくしかねないことがあるのだ。新聞記者は、自分の記事に自負と気概を持つべきだ。けっして迎合的な記事を書いてはいけない。

 「読売新聞」は「中ロ競わせる狙い」と書いた。だが露中との関係が強化された、との判断は甘い。「産経新聞」は、「中ロをてんびんにかけ競わせた」と分析した。そのとおりだが、もう一歩踏み込んでほしかった。


もしかすると菅さんは、「北朝鮮と中ロの関係が強化された」という報道を鵜呑みにしたのかもしれない。このままでは日本の影響力が弱まる、と。それであわてて、朝鮮学校無償化の審査再開というエサを持ち出した、とか。


『思いつき』にはいつも誰かの影が
一国の総理が、新聞報道で政策を決めることは普通はない、と思いたい。しかし菅さんという人は、「霞が関(の官僚)なんて成績が良かっただけで大バカだ」という発言のとおり、官僚を信用していない。

一方で、民間人の言うことなら簡単に鵜呑みにしてしまう傾向があるように見える。最近だと、『赤い旅団』にかかわるイタリア人に吹き込まれて脱原発を決めたとか、孫さんにそそのかされてソーラパネル1000万戸の目標をぶち上げた、という話があった。
首相「脱原発」にイタリア人の影 ちらつく極左テロ組織+(2/2ページ) - MSN産経ニュース
自然エネルギー20%の実現性 | ブログ | Reuters.co.jp

それ以前にも、国家戦略担当時代の『デフレ宣言』は勝間和代氏に言われたからだとか。消費税増税を言い出したのも、小野康弘氏の『増税で景気回復』論の影響だと言われている。
需要拡大こそ大切 「菅氏の知恵袋」小野・内閣府参与
国家戦略室への提言 - 勝間和代公式ブログ

こうして見ていくと、菅総理の『思いつき』の原因には、誰かの入れ知恵であることが多い。今回の場合は新聞報道だが、同じようなことが起きたのかもしれない。以前には、経済産業省の人事についての情報を、菅総理の側からリークした、という話もあった。仲のいい相手の意見は、すんなり信じてしまうのが人間の性でもある。
菅首相がリークして、新聞社が記事にする八百長報道


もちろんすべて憶測なので、全然違う理由なのかもしれません。外交では裏で駆け引きが行われるのも常でしょうし。あるいは単純に、朝鮮学校の生徒さんへの『個人的な思いやり』なのかもしれません。




故・金日成主席生誕100年を前に、せっぱつまる北朝鮮の動向 : 文藝春秋編 日本の論点PLUSより抜粋

 なぜ、金正日総書記はロシアを訪問したのか中国へのいやがらせである。金正日総書記は、ことし五月に中国を訪問し、胡錦濤主席、温家宝首相らと会談した。だが中国は、食糧や石油などの大型支援に応じないばかりか、市場経済化を求めた

 それなら、ロシアから支援をもらい、中国を慌てさせようと、ロシア訪問を考えたのだ。金総書記一行が中国に何の連絡もせず、メドベージェフ大統領との会談場所に向かったのは、そうした意図からだった。

 一方ロシアも、困っている北朝鮮から核問題で譲歩を引き出し、朝鮮問題への発言力を強化しようと考えた。そこで「核開発放棄」や「核実験放棄」を約束させることができたら、ロシアとしては大成果をあげることになる。ロシアと北朝鮮は、互いに相手をうまく利用しようとしたのだが、失敗したのである。

 北朝鮮は、ロシア訪問の条件として5万トンの食糧支援を求め、ロシアはこれに応じた。これに加え石油支援、電力支援も期待した。金正日総書記は、会談場所に列車で向かう途中、ロシア最大の水力発電所を見学した。「電力が欲しい」というアピールであった。

 金正日総書記は首脳会談で、ロシアへのお土産として、「6カ国協議への無条件復帰」をメドベージェフ大統領に伝えた。だが、これではロシアとしては不満だ。「核開発放棄」に言及してくれなくては、成果など無いに等しいからだ。結局、ロシアから北朝鮮を通過し韓国に天然ガスを送る、パイプライン建設について「検討する」と合意したに過ぎなかった

 ロシアに肩すかしを食った金正日総書記は、今度は、ロシアに対する嫌がらせのために、中国経由で帰国することにした。「ロシアが冷たいのなら、やはり中国と仲良くするぞ」というメッセージである。中国では、初めて大慶油田を見学した。ロシア訪問のときと同じように、「石油の供給を増やしてほしい」とのアピールだった。だが、中国政府は、金総書記を出迎えるのに、大物を派遣しなかった

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タグ : 菅直人 北朝鮮 中国 ロシア 

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