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中国の領海侵犯に始まり、中国の領海侵犯に終わる菅内閣



昨年9月の代表選挙の最中にも、中国漁船の領海侵犯と公務執行妨害があった。その後、菅内閣は対応に追われることになった。当時の仙谷官房長官が、柳田法務大臣を通して、沖縄地検に圧力をかけたとか。政府が提出を渋っていた映像が、海上保安官によって流出したりした。
ぼやきくっくり | 「アンカー」尖閣事件船長釈放の真相と中国の誤算

菅さんは当時、「歴史は必ず菅内閣の対応は適切だったと評価すると確信している」と言っていた。結果としては、日本人の対中感情は悪化した。中国側はこりもせず(むしろ図に乗って)、領海侵犯を繰り返している。歴史の評価を待つまでもない、ような気もする。


最近の中国側の一連の動きとして

  • 6月29日 中国軍機が尖閣諸島や与那国島に接近、航空自衛隊F15戦闘機がスクランブル
  • 7月30日 中国の海洋調査船が、日本の排他的経済水域に無断で侵入
  • 8月24日 中国の漁業監視船が、日本の領海に侵入

中国軍機が尖閣上空に飛来、空自が緊急発進 6月下旬 - MSN産経ニュース
尖閣周辺EEZに中国海洋調査、約9時間後に離れる 今年初、昨日の漁業監視船に続き - MSN産経ニュース

それに対して、日本側の動きとしては、

  • 8月10日 枝野官房長官が「わが国が有効に支配している尖閣諸島に他国が侵略してきたら、あらゆる犠牲を払ってでも自衛権を行使しこれを排除する」と答弁。
  • 8月22日 防衛省が、2012年度予算案の概算要求に、沖縄県・与那国島に陸上自衛隊を配備する費用を盛り込むことを決定

枝野官房長官:尖閣侵略「経済的損失より領土保全優先」 /沖縄 - 毎日jp(毎日新聞)
日本、与那国に軍事基地建設「百害あって一利なし」(2)=中国 [サーチナ]


枝野氏の「自衛権行使」発言にもかかわらず、今回の領海侵犯である。残念ながら、発言だけでは何の効果もないことになる。中国は漁船→監視船・調査船と繰り出してきいて、そのうち軍艦を持ってくるじゃないかという話もある。活動する海域も、接続水域→排他的経済水域→領海と、じわじわと着実に進入してくる。実際に、南シナ海での南沙諸島をめぐる問題では、たびたび銃撃が行われている。

昨年の中国漁船(工作船?)による領海侵犯、海保への体当たりから、中国の行動は一貫している。そろそろ日本も中国を見習って、〝小さなことからコツコツ〟と、着実に実効支配を強めていく必要があるのかもしれない。
中国軍機が尖閣諸島へ接近も、枝野官房長官は抗議しない方針 [サーチナ]
中国艦隊10隻が沖縄近海通過=潜水艦2隻 - 時事通信社




中国監視船が領海侵犯 政治空白期を突く :日本経済新聞より引用

2011/8/24 19:39

 中国の漁業監視船が24日、沖縄県の尖閣諸島近くの領海内に侵入した。日本政府は外交ルートを通じ抗議したが、中国側は正当性を強調した。海洋権益を確保するための既成事実を作る中国側の思惑がうかがえる。危機管理対応が鈍くなる政権移行期の政治空白を突かれた

 海上保安庁が視認したのは漁業監視船2隻。早朝に久場島周辺の領海内に入り、海保が無線で警告すると「中国管轄海域で正常な法執行をしている」と反論。領海の外に出てからも夕方まで接続水域にとどまり、領海線に沿って時計回りに航行を続けた。

 中国船による領海侵入は2010年9月に久場島周辺で海保巡視船と中国漁船が衝突した事件が起きてから初めて。この際は民間船だった。中国公船としては08年12月に海洋調査船が魚釣島周辺に侵入したとき以来となる。

 尖閣諸島は歴史的にも国際法上も日本固有の領土で、領有権問題は存在しない中国と台湾はそれぞれ領有権を主張している。中国とは東シナ海のガス田開発で長く対立が続き、08年の共同開発合意後も具体的な進展がない。

 佐々江賢一郎外務次官は中国の程永華駐日大使に「事態は非常に深刻で、極めて遺憾だ」と伝えた。枝野幸男官房長官は記者会見で「中国側に適切な対応を求めたい」と語った。菅直人首相ら政権幹部が対応を協議する場面はなかった

 29日の民主党代表選を控え、危機管理の司令塔となる首相官邸の動きは鈍くなっている。前原誠司前外相を推す仙谷由人官房副長官は党内の多数派形成に労力を割いている。首相自身も退陣記者会見に向けた準備に専らの関心がある。首相はメッセージを発信しなかった

 10年9月の中国漁船衝突事件は菅首相と小沢一郎元代表が争った代表選のさなかに起こった。漁船船長を逮捕しながら反発を受けて釈放したり、海保から衝突映像が流出したりするなど政府対応が批判された。領海侵犯の対処で同じてつを踏む危険性がある。




asahi.com(朝日新聞社):防衛省、与那国の用地費用も予算要求へ 陸自配備で - 政治より

2011年8月22日20時8分

 防衛省は、離島の防衛力強化のため沖縄県・与那国島に配備する予定の陸上自衛隊の用地取得費などを2012年度予算案の概算要求に盛り込む方針を固めた。島の南西部の町用地の取得を想定している。中国の東シナ海での活動の活発化を受け沿岸監視部隊を置く予定。昨年12月に決定した中期防衛力整備計画(11~15年度)では、沖縄本島から与那国島までの陸自部隊の「空白地域」に部隊を配備することが盛り込まれていた。




【久保田るり子の外交ウオッチ】中山義隆石垣市長「尖閣諸島をただちに実効支配すべきだ」と決意表明+(3/3ページ) - MSN産経ニュースより抜粋

 昨年9月の漁船衝突事件から現在までに中国漁船がこの海域に現れたのはこれで10回目。「領海には入らないが、定期的に現れることに彼らの意味がある」(海保関係者)

 「中国は着々と手を打っている」と指摘するのは自民党で尖閣問題に詳しい下村博文氏だ。

 「南シナ海で関係国と摩擦を起こしていることや日本との東シナ海のガス田問題も含め、中国は昨年から国家戦略としてのシーレーン確保を本格化している。尖閣問題もその一部であるのは明らかだ。尖閣について『領土問題はない』とする政府の立場は、世界からみて全くメッセージ力がないまず上陸し、灯台を補修し環境調査を行い、海保を常駐させる。手をこまねいている場合ではない」と主張している。

 日本の国会議員の鬱陵島訪問にみせる韓国政府の「過剰反応」が、皮肉な反面教師にみえてくる。

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タグ : 中国 民主党 菅直人 

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